数あるビジネス書や経済小説の中から、M&A Online編集部がおすすめの1冊をピックアップ。M&Aに関するものはもちろん、日々の仕事術や経済ニュースを読み解く知識や教養として役立つ本も紹介する。
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中小企業のためのM&A戦略『損をしない会社売却の教科書』江野澤 哲也 著
まえがきにある「オーナー経営者にとって、会社の売却は人生後半の大仕事です。その大仕事を業者に丸投げするのではなく、M&A の目的やシナリオをしっかりと見つめ直し、一つひとつのアクションを理解しながら進めることが大切です。その際の参考としてこの本を利用していただければ幸いです」。この文章が本書のすべてを言い表している。
会社を売ろうとしているオーナー経営者がどのようにすれば、失敗することなくM&Aを実現できるのか、その視点で全編が構成されている。
「なぜM&Aをするのか?」「仲介方式の問題点は何か?」「相対取引がベストの進め方か?」「アドバイザーとの契約内容は適切か?」「具体的にどう事前準備を進めるのか?」「最良の相手はどのように探せばいいのか?」「どうすれば最終構想をスムーズにまとめられるのか?」といった疑問に、筆者がこれまでに経験した実際のM&A の事例とともに回答を示している。

とくに「具体的にどう事前準備を進めるのか?」には他のテーマの2倍以上の50ページと、最も多くのページを割いており、全体の22%ほどを占めた。
「最終的に買える会社」と「買いたいだけの会社」の比較や、「買い手が注視するポイント」など、売り手の立場に立った内容を貫いているが、売り手と買い手は同じ土俵に立っているため、売り手だけでなく買い手にとっても役立つ情報が少なくない。
ビジネス社刊、1400円(税別)
文:M&A Online編集部
失敗しないM&Aのために何が必要となるのか。著者が提唱するのが「セカンドPMI」。最初のPMIで積み残したこと、できなかったことを数年後に再度行うPMIを、独自に「セカンドPMI」と名づけた。
森・濱田松本法律事務所=MHM税理士事務所は、事業承継やM&Aの実務書「設例で学ぶオーナー系企業の事業承継・M&Aにおける法務と税務」を発行した。
「あなたの文章力、それで大丈夫ですか?」初心者ライターに物書きのプロである元新聞記者がおすすめする本がコレだ!
編集部おすすめの1冊。今回は、米国在住流通コンサルタントの後藤文俊氏おすすめのチェーンストア関係者の必読書「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」を紹介します。