「マンガ あなたの夢を叶える!ネットでスモールM&A」|編集部おすすめの1冊
4年前に企画会社を起業した元中堅広告代理店のデザイナー・河西神凪と、共同経営者の松村彩芽の2人の女性が、老舗の和菓子店の事業を譲り受ける過程をマンガで紹介したのが本書。
数あるM&A専門書の中から、新刊を中心にM&A編集部がおすすめの1冊をピックアップ。選書の参考にしてみては?
事例検討 法人税の視点からみた事業承継・M&Aの実務ポイント 小松誠志 著 大蔵財務協会刊
法人税の視点からの事業承継やM&Aといえば、いわゆる「事業承継税制」による相続税や贈与税の納税猶予・免除が注目されがち。だが、著者は「どのような形で承継させたいのか」「その望む形での事業承継を実現させるためには具体的にどのような手法があるのか」「それらの手法を採る場合にその会社等にどのような課税関係が生じるかの検討をすること」の3点が最も重要だと指摘する。つまり本書は「相続対策の本」ではない。

本書は2章構成。第1章は基本編で、組織再編税制やグループ法人税制などの規定について、図表を用いて分かりやすく解説している。事業承継に関わらない人でも、税制を理解するのに有用な一冊だ。
第2章は具体的な事例をもとに想定する個々の事例をあげて、どのような手法の事業承継・M&Aが適しているかを含めた課税問題を解説している。
「相続前の会社分割による事業承継」や「相続後の会社分割による事業の分割」「親族以外の事業承継候補者の株式取得」「株式併合による株式の集約(スクイーズアウト)」など、親族経営の中小企業における事業承継で起こりがちな法人税の問題を簡易に説明している。
「買収対象事業の追徴課税リスクと分割の方法」など、事業承継M&Aの「落とし穴」といえる問題もカバー。「仮想経理(粉飾決算)の是正及び設立当初からの欠損金の損金算入」など生臭いが、ありがちな事例も盛り込んでいる。
税務についての解説書なので、文章は単純明快。その半面、無味乾燥なため事業承継税制に関心がある読者でなければ読破するのは辛いかもしれない。その場合は目次を見て興味のある部分を拾い読みすることをお勧めする。(2021年6月発売)
文:M&A Online編集部
4年前に企画会社を起業した元中堅広告代理店のデザイナー・河西神凪と、共同経営者の松村彩芽の2人の女性が、老舗の和菓子店の事業を譲り受ける過程をマンガで紹介したのが本書。
著者は後継者のいない中小企業の社長が、会社を第三者に売却することによって、自身や家族、社員、取引先などを幸せにする行為を「会社エグジット」と呼び、会社売却が事業承継のベストチョイスであると主張する。
2021年4月から6月の間だけで30冊以上のM&A関連書籍が発売されました。今回も発売日順にご紹介します。
大学准教授の著者が抱いた「中小企業の事業承継を研究するにあたって、規模の問題は無視できないのだろうか」という疑問が研究の出発点で、こうした疑問を解決するための研究の成果をまとめたのが本書だ。
サラリーマン向けに「個人M&A」の詳しい内容と実践方法を解説した。著者は企業経営者として生きていくのは、金銭面だけでなく、生きがいややりがいにもつながるため生涯現役で働ける環境を作るべきだと主張する。
企業価値ゼロの会社を引き継いだ著者が、わずか10年で大手ベアリング会社などに同社を103億円で売却するまでに価値を高めた手法や、心がまえ、ノウハウなどがぎっしりと詰め込まれている。
数あるビジネス書や経済小説の中から、M&A Online編集部がおすすめの1冊をピックアップ。今回は「日米実務の比較でわかる 米国アウトバウンドM&A法務の手引き」を紹介する。
2021年も引き続きM&A関連本の発刊が相次いでいます。1月から3月の間だけで30冊近くの書籍やM&Aの特集記事を組んだ雑誌が発売されました。
今回取り上げるのは江上剛著「再建の神様」(PHP研究所感刊)。物語の舞台は倒産の危機に瀕する会津の温泉旅館。銀行員生活に挫折した春木種生は東北新幹線の車中で、再建請負人を名乗る渋沢栄二と偶然出会う。
コロナ・ショック後の企業価値をどう向上していくかというテーマの下、フリーキャッシュフローの創出や投資の判断、株主への還元、資金調達などについて、具体的な事例を紹介しつつ分かりやすく解説している。
超金融緩和政策に危機感を持つ日銀OBが、日銀と政府の経済政策を批判し、新たな提言を打ち上げる。こうした行為をクーデターと呼び、クーデターに協力する者、クーデターを抑えようとする者たちの攻防を描いた。
米国や欧州でビジネスと投資関連の取材をしてきた米国のジャーナリストが、多くの関係者にインタビューを行い、アクティビスト(物言う株主)と企業との熾烈な攻防戦に光を当てたのが本書。
有名企業が倒産に至った経緯をまとめたのが本書。信用調査会社である帝国データバンクがまとめた。タイトルに「まんが図解」が入っているが、まんがの部分は少なく、いわゆる漫画本とは趣を異にする。