コロナ禍の中、過去10年間で最多 6月の大量保有報告書
2020年6月に、経営陣による買収(MBO)の一環として米投資ファンドのベインキャピタルがTOB(株式公開買い付け)を実施中のニチイ学館について3件の大量保有報告書の提出があった。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年7月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、文具・事務用品大手のプラスが、筆記具メーカーのセーラー万年筆<7992>株を43.42%買い増し57.78%に引き上げる報告書を17日に提出した。
両社は2018年に資本・業務提携を結び、プラスがセーラー万年筆の筆頭株主になっていた。今回の買い増しでセーラー万年筆はプラスの子会社となった。
セーラー万年筆による第三者割当増資20億円をプラスが引き受けて実現したもので、セーラ-は取得資金を生産設備の増強や文具、ロボット事業の開発投資などに充当するという。
米投資ファンドのベインキャピタルがTOB(株式公開買い付け)を実施中の介護大手のニチイ学館<9792>については、ニチイ学館株式の10%強を保有するエフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディーが、7月17日、20日、27日、28日の4度「担保契約等重要な契約に関する変更」を理由に同報告書を提出した。
ベインキャピタルは7月31日に、買付価格をこれまでの1株1500円から1670円に引き上げ、8月3日までだった買付期間も8月17日まで延長した。この条件でエフィッシモが公開買付けに応募する意向を表明しており、TOB成立の可能性は高そうだ。
経営再建途上にあるレオパレス21については6件の提出があった。旧村上ファンド系のレノが3度保有割合を引き下げ、12.08%(4.68%減)としたほか、英国の投資ファンド・オデイ・アセット・マネジメントも2度保有割合を引き下げ7.08%(1.07%減)とした。一方、野村証券は新たに5.67%を保有した。
6月に続き三陽商会<8011>については2件の大量保有報告書の提出があった。取締役選任に関して対立している米国の投資助言会社RMBキャピタルが1.54%買い増し7.6%に、八木通商が1.27%買い増し9.51%にそれぞれ保有割合を引き上げた。
2020年7月の大量保有報告書の提出件数は1425件で、このうち保有割合を増やしたのが481件、新規保有が201件、保有割合を減らしたのが657件、契約の変更などが86件だった。提出件数は7月としては2013年の1023件を上回り、過去10年間で最多となった。
文:M&A Online編集部
2020年6月に、経営陣による買収(MBO)の一環として米投資ファンドのベインキャピタルがTOB(株式公開買い付け)を実施中のニチイ学館について3件の大量保有報告書の提出があった。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年4月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、不動産・ホテル業のユニゾホールディングスについて大きな動きがあった。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年3月の大量保有報告書などの提出状況を調べたところ、不動産・ホテル業のユニゾホールディングスについて2件の報告書の提出があった。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年2月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、施工不良問題に揺れるレオパレス21について、6件の大量保有報告書の提出があった。
日本での活動を消極化させているように見えるRMB Capital Managementは、今後どのような動きにでるのだろうか。大量保有報告書の提出内容を分析してみると、戦略の一端が見えてくる。
クラウドワークス株の保有割合を10.47%に高めていたベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーが徐々に保有割合を下げている。ベイリー・ギフォードとはいったいどのような企業なのか。
2019年(1月1日-12月24日)の大量保有報告書の提出状況を振り返ると、施工不良問題を抱えるレオパレス21と、不動産、ホテル業のユニゾホールディングス(HD)の2社を巡り活発な動きが見られた。
2019年10月の大量保有報告書の提出件数は914件で、増加と新規の合計が減少を77件下回った。増加と新規の合計が減少を下回るのは3カ月ぶりで、77件は2019年7月(33件)を超え、今年最多。
2019年8月の大量保有報告書の提出件数は864件で、保有割合の増加と新規の合計が減少を33件上回わり、5カ月ぶりに反転した。
2019年7月の大量保有報告書の提出件数は861件で、減少が増加と新規の合計を33件上回った。2019年4月以降4カ月連続で減少が増加と新規の合計を上回っており、33件は今年最大の乖離幅となった。
2019年5月の大量保有報告書の提出件数は840件で、前月に続きは保有割合の減らした件数が増加と新規の合計を13件上回わり、2カ月連続で売りが買いを上回った。
2019年4月の大量保有報告書の提出件数は1410件で、このうち株式の保有割合を増やしたのが387件、新規保有が246件、保有割合を減らしたのが646件となり、減少が増加と新規の合計を13件上回った。
筆頭株主だったKeyHolderがケイブ株を売却、保有割合を4.34%まで引き下げた。代わって株式を取得したゲームクリエイターらが制作するゲームは、ケイブを黒字転換できるか。
3月の大量保有報告書の提出件数は1076件で、このうち株式の保有割合を増やしたのが328件、新規保有が217件、減少が464件となり、増加と新規の合計が、減少を81件上回った。
2019年1月に提出された大量保有報告書(移転などの変更を除く)の件数は782件で、前年同月を86件上回り、前年同月の売り姿勢から、買い姿勢に転じたことが分かった。
英国の投資運営会社であるモンドリアン・インベストメント・パートナーズ・リミテッドが提出した直近1年間の大量保有報告書の件数が7年ぶりの2ケタ台となった。ただその内訳はやや後ろ向きだ。
バークレイズ・キャピタル・セキュリティーズ・リミテッドが、直近の1年間に提出した大量保有報告書から、サービス業企業の株式の保有を増やしていることが分かった。
JPモルガン・アセット・マネジメントが2018年1月1日から2018年11月7日までに提出した大量保有報告書の件数が、2017年(1月1日―12月31日)の2.2倍に達していることが分かった。
アムンディ・アセット・マネジメントはパリに本社を置く欧州最大の資産運用会社で、2018年6月時点の運用資産は約1兆4660億ユーロ(約190兆円)に達する。
インベスコが日本の株式市場で行っている取引が2016年以降、縮小傾向にあることが大量保有報告書の届け出状況から見えてきた。