名門レナウンに破産開始決定 118年の歴史に幕
10月30日、東京地裁から民事再生手続き廃止決定を受け、破産手続きに移行していた(株)レナウン(TSR企業コード:295833440、法人番号:6010701015232、江東区有明3-6-11、設立2004(平成16)年3月1日、資本金184億7106万円、毛利憲司社長)は11月27日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には永沢徹弁護士(永沢総合法律事務所、中央区日本橋3-3-4、電話03-3273-1800)が選任された。
民事再生時点で負債総額は138億7900万円。

1902年創業の老舗企業で、名門アパレルとして高い知名度を誇っていた。1960年代より、レディースアパレルとして人気を博し、世界的な企業にまで成長した。しかし、安価な海外ブランドの流入などの競合激化から業績が下降。2010年以降は中国の繊維大手の山東如意科技集団有限公司が第三者割当による新株発行で筆頭株主となり、山東如意グループ入りしていた。
2019年に入ると、消費増税や暖冬の影響で業績がさらに悪化。また、山東如意グループの香港企業に対する売掛金の回収難が発生したほか、2020年は新型コロナウイルスの影響で販売が急減し5月15日、子会社から民事再生法の適用を申し立てられた。
再建を目指していたが、スポンサー選定が難航。そのため当社は清算する方向にシフトし、ブランドや事業の譲渡を進め、譲渡対象外の店舗や売場の閉鎖が完了したため、今回の措置となった。
なお、「D'URBAN(ダーバン)」や「SIMPLE LIFE(シンプルライフ)」など基幹ブランドは小泉アパレル(株)(TSR企業コード:571048803、、法人番号:8120001079007、大阪市中央区)など小泉グループ、肌着や靴下の製造販売の子会社を肌着大手のアツギ(株)(TSR企業コード:350005117、法人番号:4021001026648、神奈川県、東証1部)、ファミリーセール事業をシーアイ・ショッピング・サービス(株)(TSR企業コード:291579280、法人番号:8010401012247、東京都港区)、従業員などの保険契約を銀泉(株)(TSR企業コード:570349524、法人番号:5120001078309、大阪市中央区)にそれぞれ一部事業を譲渡している。
かまぼこ小田原御三家の(株)丸う田代が10月1日、破産申請を弁護士に一任した。負債総額は24億2446万円(2020年3月期末時点)。4月の緊急事態宣言以降、厳しい経営が続いていた。
格安航空(LCC)のエアアジア・ジャパンは10月5日、事業を停止すると発表した。12月5日をもって全線を廃止する。国内の航空会社で、新型コロナウイルス関連による事業停止は初めて。
再生手続開始決定を受けていたルミナスクルーズが9月23日、再生手続廃止決定および保全命令を受けた。新型コロナ禍の影響で資金繰りが改善せず、再生手続き廃止となった。
横浜ラーメンの「六角家」が9月4日、横浜地裁より破産開始決定を受けた。「六角家」戸塚店は別法人が営業中で、その他「六角家」を屋号とする姉妹店なども営業中である。
ジャスダック上場のNutsは9月16日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約5億1000万円。上場企業の倒産は、レナウン以来、今年2社目となった。
昌和自動車は8月27日、大阪地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約38億6000万円(2019年12月期決算時点)。ポルシェ専業の小売店としては国内有数の老舗会社だった
首都圏に展開する寿司店チェーン「寿し常グループ」を運営する豊田と関連会社の益子食品は7月13日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債は、豊田が30億679万円、益子食品が15億6240万円。
「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービスは、米連結子会社のKuni’s Corporationを米国連邦倒産法第7章に基づき破産申請した。負債総額は約3000万ドル(約32億円)。
小川カントリークラブは6月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約25億円。現在も営業は継続している。
TBS「報道特集」など国内テレビ各局で豊富な制作実績を有していた(株)ジン・ネットが6月10日、東京地裁から破産開始決定を受けた。同社は2020年2月末で事業を停止している。
ほの国百貨店は6月1日、名古屋地裁豊橋支部へ特別清算を申請した。負債総額は19億3771万円(2020年2月期決算時点)。東三河地区唯一の百貨店だったが、2020年3月15日に閉店した。
イチゴや花柄をモチーフにした英国雑貨ブランドのCath Kidstonを運営するキャスキッドソンジャパンが4月22日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。負債総額は約65億円
長野県千曲市の稲荷山温泉(株)は4月11日、事業を停止し破産手続きを申請した。負債総額は約6億3000万円(2019年3月期決算時点)。新型コロナウイルス感染拡大の影響で顧客数が激減していた。
長州観光開発は4月6日、山口地裁萩支部に破産を申請した。同社は萩市でトップクラスの規模を誇る「萩グランドホテル天空」を運営していた。負債総額は約18億円。
老舗経済誌「商業界」や「販売革新」などの月刊誌を刊行していた商業界が4月2日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約8億8000万円。
正保年間(江戸前期)創業の老舗酒造・竹浪酒造店(青森県北津軽郡)は3月16日、青森地裁五所川原支部より破産開始決定を受けた。「岩木正宗」や「七郎兵衛」など純米酒の製造を主体としていた。
沖縄県宮古島市でレンタカー業を手掛けていたニューステップが3月23日、那覇地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債総額は債権者84名に対して3億9038万円。
「AKUBI」の名称で電力やインターネット接続サービスを展開するあくびコミュニケーションズが2月28日、東京地裁から破産開始決定を受けた。
猪苗代湖・沼尻温泉に所在する温泉旅館で、業歴100年を超える老舗温泉旅館の田村屋旅館が3月6日、民事再生法の適用を申請した。負債総額は約4億円。
蒲郡市の西浦温泉で観光旅館を営む冨士見荘が2月21日に事業を停止し、名古屋地裁豊橋支部へ破産申請した。中国で急拡大した新型コロナウイルスの影響で中国からの団体ツアーのキャンセルが相次いだため。
近眼矯正手術(レーシック)の専門クリニック「神戸神奈川アイクリニック」を展開する(医)社団稜歩会が2月5日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は15億4997万円(2019年3月期末時点)。