2016年10月、ソフトバンクグループはサウジアラビアのPublic Investment Fund(PIF)と共同で世界最大規模のITベンチャー向け投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設立することを発表。2017年5月に初回クロージングを完了し、総額930億ドル(約10兆4千億円)を調達して話題となった。
その最初の投資先に選ばれたのが、コワーキングスペースを運営するNY発のスタートアップ企業WeWorkだ。2017年3月、ソフトバンクは既に同社に3億ドル(約340億円)を出資。今後、ソフトバンク・ビジョン・ファンドから27億ドルを出資し、合計30億ドルの出資額となる見通しだという。
さらに2017年7月18日、ソフトバンクはWeWorkと50%ずつ出資し、合弁会社WeWork Japanを設立すると発表。日本におけるWeWorkの展開を全面的にサポートする。

WeWorkは、2010年にCEOのアダム・ニューマン氏とCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)のミゲル・マッケルビー氏によって創業。起業家や小規模企業向けのコワーキングスペースやシェアオフィスの開発・運営からスタートした。快適に働ける居心地のいい空間で、プリンターや高速インターネットなど仕事に必要なものも揃い、フリードリンク(夕方以降はビールも提供)などのサービスも充実している。それだけなら、他のコワーキングスペースやシェアオフィスとも大差ないところだが、WeWorkの最大の強みはそのネットワークにある。現時点で世界15ヶ国49都市に150以上のオフィススペースを持ち、メンバーは12万人以上。各スペースで行われるイベントや独自のSNS「WeWork Commons」を通して、メンバー同士の交流ができるプラットフォームとして機能する。
これらは何もフリーランスやスタートアップ企業だけのためのものではない。事実、賃料や土地代、建設費などオフィスを構えるのに必要なコストが削減できるとして、マイクロソフトやデル、IBMなど大手企業もWeWorkを活用し始めている。コスト削減だけでなく、成長が見込めるスタートアップ企業をいち早く見出し、新たなイノベーションの創出を狙っている可能性も高い。
一般的にアメリカのスタートアップ企業は、会社の成長段階ごとに「シード」「シリーズA」「シリーズB」「シリーズC」……と呼ばれるステップを踏んでいくのだが、2017年7月にWeWorkはシリーズGで新たに総額7億6000万ドル(約860億円)を調達。創業から総額44億5000万ドルを調達し、現在の企業価値は200億ドル(約2.3兆円)といわれている。これらの調達資金を元手に、WeWorkの世界展開がさらに加速されることは必至だ。
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