大東建託は、首都圏を中心に分譲マンション事業や収益物件事業などを手がけるTHEグローバル社を完全子会社化することで、中期経営計画で重点施策に掲げる不動産開発事業の拡大を推し進める。首都圏都心部での開発力の強化や、グループ内連携によるコスト削減、不動産業務の一体運営による収益機会の拡大などの相乗効果を見込む。
一方のTHEグローバル社は大東建託の完全子会社になることで、事業基盤の強化や付加価値の高い開発案件の獲得機会拡大が見込まれると判断した。
買付価格は1株につき1280円。TOB公表前営業日の終値1068円に19.85%のプレミアムを加えた。買付予定数は1360万924株。下限は所有割合14.72%にあたる416万5600株。買付代金は約174億円。
買付期間は2026年4月7日~5月22日の30営業日。決済の開始日は5月28日。公開買付代理人はSMBC日興証券。
THEグローバル社はTOBに賛同し、株主に応募を推奨することを決めた。TOBが成立すれば、同社の東証スタンダード市場への上場は廃止となる。
THEグローバル社の株式51.95%を保有するSBIホールディングスはTOBに応募せず、2026年7月下旬に予定するTHEグローバル社の自己株式取得に応じる。一連の取引総額は約305億5500万円。
THEグローバル社は1998年にシー・アール・エスとして設立し、1998年にグローバル住販に社名変更した。2008年にJASDAQ市場に上場。2010年に単独株式移転によりTHEグローバル社を設立。2012年に東証2部、2016年に東証1部に移行(2022年4月に東証スタンダード市場に移行)。