一方、「不名誉な残留」となるとEU離脱を決めた国民投票の決定を反故にすると同時に、EU内で英国の影響力が大幅に低下するのは避けられない。そうなれば「何のためのブレグジットだったのか?」と、EU離脱派・残留派の双方から厳しく批判され、「袋叩き」状態になる。その時に首相の職にあれば、政治家生命を失いかねない。
今回の信任投票でメイ首相の危機は、さらに深まった。問題は「信任の200票」ではなく、「不信任の117票」だ。不信任票を投じた保守党下院議員は、間違いなくメイ首相の離脱案に反対する。少数与党の保守党から117人もの離反者が出れば、離脱案は間違いなく否決されるだろう。
与党内で首相の信任投票が実施されるという大混乱で、ブレグジットは「合意なき離脱」か「不名誉な残留」の二者択一を迫られることになりそうだ。国家間のM&AといえるEUからの離脱は、「あとはご自由に」で済む企業間のM&A解消とは違って簡単な話ではない。

文:M&A Online編集部
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