東インド会社のビジネスモデルを確認したところで本題に戻ろう。本コラムでは株式会社、そしてそれを機能させるためのコーポレートガバナンスと企業成長、イノベーションについて考察している。
香辛料流通チャネルの破壊と独占というビジネス(イノベーション)は「東インド会社という世界初の株式会社があって初めて生み出された」と、多くの人々は理解しているのではないか。しかし本稿では、この見方はさらに深く考察されるべきだと考えている...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。