佐々木常務が仕切る開発事業室では、他事業との業務提携なども含めた市場リサーチも担当することに。トップであるスーさんが静養中の間に、鈴建の株価は少しずつ上がる動きを見せていた。外資のハゲタカファンドが鈴建を狙っているという情報を耳にした佐々木常務は、開発事業室の総力を上げて情報収集をするが、大した情報は集まらず、株価の伸びは景気回復と鈴建の将来性を見据えたものによるものと判断。ところが、米国のコングロマリット「イカルス」からTOBを仕掛けられることになってしまう。イカルスは、買い付け価格700円で2ヶ月の間に51%の株式取得を目指すと宣言。

個人株主をはじめ、生保および投資信託、取引先が持つ株をどちらが多く確保できるかが、このTOB合戦のポイントだ。そうこうしているうちに、1ヶ月も経たないうちにイカルスの持ち株は40%となり、この戦いの行方は鈴木建設の系列会社で大口株主でもある和気総業会長の未亡人、静さんの動向に委ねられた。そこで釣り仲間として故・和気総業会長にも、会長夫人にもかわいがられていたハマちゃんの出番となる。
金か情か。鈴建の存亡を左右する一大事なのだが、巡り巡っていく株券の行方にハマちゃんたちが翻弄される姿には思わず笑ってしまうはずだ。


「釣りバカ」にM&A関連の話が出てくるのも、時代の流れを反映してのものだろう。とはいえ、こうしたマンガの中でもまだまだ「M&A=ハゲタカ」という扱いになりがちなのは否めない。「その方がドラマがあるから」といえばそれまでだが、M&Aに対する理解が一般的に深まっていけば、そのうち当然のようにマンガの中でもM&Aが企業戦略の一つとしてポジティブに描かれる日がやってくるはずだ。
文:M&A Onlline編集部
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