ハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」で好評の「ブックツリー」は、本の専門家たちが私たちの“関心・興味”や“読んでなりたい気分”などに沿って、独自の切り口で自由におすすめの本を紹介する企画です。
そんな数あるブックツリーの中から、ビジネスパーソン向けのものを編集部が厳選! 教養や自己啓発、ビジネスの実践に役立つものをピックアップしてお届けします。
ブックキュレーター:神田昌典
巷のビジネス書は、著者の経験に基づく知見が書かれているため、著者の立ち位置や解釈を差し引かないと、新しい事業構築に活用できない。ここでは、新しい事業を生み出すうえで誰にとっても学ぶべき原理原則やその思考法が書かれている本を紹介する。

樹木、動物の身体構造、社会の階層制に至るまであらゆるもののデザインが、熱放射理論という一つの原理原則から導かれる。ビジネスもシンプルな原理原則に沿ったものでないと、生き残ることができない。文系の読者は、この本から、原理原則に立ち返る理系的発想を学ぶべきである。

この本では、宇宙の起源より情報が増え続けている中で、価値を生むためには、情報の配置が重要であると説いている。新しい事業とは、まさに、情報の配置の工夫である。新しい事業を生み出すビジネスマン全てに「あなたの事業は、どのように情報を配置し、価値を生むか?」と問いたい。

ジャーナリストが宇宙というテーマに対して、表層の部分に惑わされず、根本の部分から書き切った名著。ビジネスモデルを根本から見つめ直す必要がある新規事業担当には、この思考プロセスが非常に参考になるだろう。

この本は、真ん中にビジネスの根幹の顧客価値を、右に顧客と顧客へのリーチを、左にそれを支えるビジネスの活動、リソース、パートナーを置くことで、ビジネスモデルを極めてシンプルに図解することに成功している。このチャートに当てはめてみることで、ビジネスの原理原則を見つめ直すことができる。

どのような経験を積むとヒトは成長するのか?に関わる原理原則を解き明かした本。「ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書」がビジネスの静的なスナップショットを対象としている一方で、この本は、動的なプロセスを対象にしており、対を為している。
ブックキュレーター:神田昌典

経営コンサルタント・作家。日本最大級の読書会「リード・フォー・アクション」発起人。上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士。大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済部に勤務。戦略コンサルティング会社、米国家電メーカーの日本代表として活躍後、1998年、経営コンサルタントとして独立。「GQ JAPAN」(2007年11月号)では、“日本のトップマーケター”に選出。2012年、アマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位。現在、ビジネス分野のみならず、特定非営利活動法人・KNOWS理事、日本生涯教育協議会の理事をはじめとして、教育界でも精力的な活動を行っている。
※本記事はhonto「ブックツリー」より転載
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