原材料やエネルギー高の影響は、他の大手菓子製造企業の業績にも打撃を与えています。森永製菓<2201>は2023年3月期の営業利益が2.9ポイント、明治ホールディングス<2269>は1.3ポイント落ちる見込みです。
しかし、ブルボンは競合他社と比較して悪化する様子が際立っています。

しかも、国内の菓子市場は中長期的には縮小の道を辿っています。
富士経済の調査によると、2021年の菓子の市場規模は前年比0.4%増の1兆2,379億円と横ばい。2026年は2.8%減の1兆1,985億円と予測しています。菓子は少子高齢化による内需縮小の影響を強く受けています。
現在、菓子市場を下支えしているのは、外食が減って家庭内での飲酒機会が増えたことによるおつまみ系スナック菓子。ブルボンにはこの領域に強みを持つ商品がありません。ブルボン主力商品の一つ「アルフォート」のチョコレート菓子は、明治の「チョコレート効果」や江崎グリコの「GABA」のように健康志向、機能性を前面に出したものへと人気が移行しています。ブルボンは「MCTプラスベイクドショコラ」など機能性の高い商品を開発、販売していますがヒットには結びついていません。
過去5年を振り返っても、ブルボンが目立ったM&Aを行った形跡はありません。今回の間接的なマルキンへの出資と、業務提携契約の締結は、経営の方向性を大きく変える可能性があります。業務提携後の動向に注目が集まります。
麦とホップ@ビールを飲む理由
東急百貨店本店が1月31日に「最終日」を迎え、55年余りの歴史の幕を閉じる。渋谷では2020年に駅直結の東横店がすでに営業を終了。その昔、買収合戦の舞台となった日本橋店も1999年に閉店している。
東洋建設は27日、筆頭株主である任天堂創業家の資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)」らが今年1月に公表した一連のプレスリリースに対する反論を発表した。
一時代を築いた老舗菓子メーカーが歴史の舞台から姿を消す。「廃業」まで残すところ10日。文字通り、カウントダウンが始まったのが「サクマ式ドロップス」で知られる佐久間製菓(東京都豊島区)だ。
サーチファンドの「ジャパン・サーチファンド・プラットフォーム投資事業有限責任組合」の第1号サーチャー(M&A先を探している個人)である松本竜馬氏による事業承継が実現することになった。
武田薬品工業は2019年に6兆2000億円もの巨費を投じて買収したアイルランドの製薬大手シャイアー以来の大型M&Aに踏み切る。財務体質の改善よりも新薬開発を重視した。どんな新薬なのか。
カフェやレストランを展開するサンマルクホールディングスが攻勢に転じる。同社は2022年12月26日に「喫茶マドラグ」4店舗を展開するLa Madrague(京都市)の買収に踏み切る。
原材料価格やエネルギー価格の高騰の影響が、クリスマスケーキにも現れてきた。帝国データバンクの調査によると、クリスマスケーキの平均価格が昨年の3800円台から今年は4000円台に200円アップする。
回転ずしチェーン「くら寿司」を運営する、くら寿司が250円、345円といった高価格商品の拡充に乗り出した。今後ラインアップの幅を広げ、新しい価格帯商品の定着を目指す。
スシローはカルビーとタッグを組み「厚切りポテトサッポロポテトバーベQあじ」を、くら寿司は不二家とタッグを組み「ミルキードーム」など3種をサイドメニューとして投入。回転ずし上位2社の戦いの結末はいかに。
プレディクトは11月21日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は推定6億円。同社はタピオカドリンク店「Chatime」のFC店の経営を中心に事業を展開していた。
塩野義製薬は、2022年12月から供給を始める国産初の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」を用いて、新型コロナ感染症患者の同居家族を対象とした発症予防試験を実施する。