「ラーメン店」での働き方も変わる どうなる日本の職場
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100円ショップの上場大手で業界3位のキャンドゥ<2698>が苦しんでいる。同社は2021年に大手スーパー・イオン<8267>の傘下に入り、新たな事業展開を目指して積極的な先行投資を行っていることから2024年2月期は2期連続の最終赤字に陥る見通しだ。
ただ2023年3月から6月までの既存店の売上高は前年同期比4.2%増加した。同業の上場大手で業界2位のセリア<2782>の2023年4月から6月までの既存店売上高が同1.8%減少していることを考えると、回復の兆しが見え始めたともいえそうだ。
100円ショップは競争の激化やコロナ禍による巣ごもり需要の反動減、さらにはコストアップなどの要因が重なり厳しい環境下にある。先行投資の成果をはじめ、今後、出店や仕入れなどで、どれほどのイオン効果が現れるだろうか。2025年2月期は黒字転換の可能性は低くはなさそうだが...。
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キャンドゥの2024年2月期の売上高は787億円、営業利益は2700万円、経常利益は8700万円の黒字を確保した。しかし当期損益は、投資がかさみ7億300万円の赤字の見通しだ。
同社はイオンの子会社になったことから決算期を11月から2月に変更した。これに伴い2023年2月期は15カ月の変則決算となったため、2024年2月期は前年度との比較が難しい。12カ月決算だった1期前の2021年11月期との比較だと、7.6%の増収となる。
同社は今後「発信」をコンセプトとした「ライフスタイル提案型ショップ(New Can★Do)」を広めることにしており、同タイプの新店の出店や既存店のブラッシュアップなどを進める計画だ。この方針に沿って2023年3月から6月までの4カ月間で、店舗数を23店(出店35店、退店12店)増やした結果、同期間の全社売上高は同6.1%増加した。
通期では195店の出店を計画しており、2024年2月までの残り8カ月間で160店を出店する計算になるため、今後全店売上高の伸びがさらに高まることが見込まれる。セリアは通期で140店の出店(退店は40店)を計画しており、セリアとの比較ではキャンドゥが出店に力を入れていることが分かる。キャンドゥは苦しみながらも次ぎの成長に向けての準備が進んでいるといえいそうだ。

セリアの2024年3月期の売上高は2220億円で、前年度比4.5%の増加を見込む。一方、コスト高などの要因で当期利益は同17.1%減の85億円と大幅な減益となる見込み。原価率が58.6%と前年度より0.5ポイント上がることから減益は避けられないと判断した。
業界トップの大創産業(広島県東広島市)は非上場のため詳細は分からないが、帝国データバンクによると2022年2月の売上高は5493億円で、前年度より4.3%の増収となった(利益は不明)。

文:M&A Online
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