ユダヤ教は、紀元前およそ540年頃に成立したとされる一神教である。その特徴はいくつかあるが、ここでは特に「律法主義」「メシア信仰」「選民思想」を重視する。順を追って説明したい。
律法主義とは、ユダヤ教の聖典とされる「トーラー」(キリスト教における「旧約聖書」)を、片言隻句(せっく)の変更も許されない神の言葉「成文律法」として守ることを指す。トーラーとは、いわば神とユダヤ教徒との契約を記した「法律書」であり、基本法(本則)に当たる...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。