欧州キリスト教世界は、コロンブスの処女航海成功をきっかけに未知の世界に漕ぎ出し、株式会社という仕組みを開発したことで、世界を植民地化し、宗主国と植民地の間で圧倒的な富の格差を固定化することに成功した。
この大航海~植民地支配時代のキリスト教諸国家の輝かしい足跡を歴史の「縦軸」とするならば、ディアスポラのユダヤ教徒の足跡は、キリスト教社会に利用され、翻弄されながらも、生き残りを賭け時にしたたかに生きた、歴史の「横軸」だ...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。