同社のM&Aの特色として、海外企業を買収する「クロスボーダーM&A」による自社のニッチトップ事業の拡大が挙げられる。下表に見るように、2001年にスイス・クラリアントの事業買収、2004年の独・HTトロプラストのPVBフィルム事業の買収、2012年の米・モノソルの買収、2014年の米・デュポンのビニルアセテート事業の買収と、自社のコア事業の1つであるビニルアセテート事業とシナジー効果のある事業の買収を重ね、売上及び収益の拡大につなげてきた...
ブリヂストンが米国での2度の大型買収を経て、世界首位のタイヤメーカーとしての地位を確かなものにしている。リコールなど数々の苦難を乗り越え、新規事業にも取り組み、売上高営業利益率は2ケタに上昇している。