つばぜり合い続くスマホ決済サービス 攻勢強めるPayPay
PayPayが攻勢の手を緩めない。2019年5月13日に利用金額の20%分を還元する第2弾100億円キャンペーンを終了したばかりだが、6月から「PayPayチャンス」や「ワクワクペイペイ」を実施する。
LINE<3938>が運用するスマートホン(スマホ)決済サービスLINE Payは2019年5月20日から5月29日までの10日間、総額300億円を投じるキャンペーン「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」を実施する。
このキャンペーン期間中、PayPay、楽天ペイ、auPAYなどの他の主なスマホ決済サービスはどんなサービスを展開するのか。調べてみるとお得なキャンペーンがいくつかある。チャンスを逃さないために利用者はしっかりとアンテナを張っておく必要がありそうだ。
LINE Payが実施する全員にあげちゃう300億円祭は、キャンペーンページからLINE友達に1000円分のLINE Payボーナスを送り、送られた側はLINE Payボーナスを店舗やオンラインショッピングで1000円分の支払いに使用できるという内容。送られた総額が300億円に達した時点でキャンペーンは終了となる。
話題を集めたPayPayによる100億円あげちゃうキャンペーンでは、支払い金額の20%分をポイントで還元する方式だったため、100億円に達した時点での支払い総額は500億円という計算になる。
今回のLINE Payのキャンペーンは1000円分のポイントをそのままプレゼントする方式のため、プレゼントの総額が300億円に達した時点での支払い総額はいくらになるのか想像するのが難しい。新たなLINE Payユーザーがどれだけ増えるのかが、キャンペーンのポイントとなりそうだ。
LINE Payのキャンペーン中、スマホ決済サービスを手がける他の企業もいろいろと対策を打っている。
KDDI<9433>が運用するauPAYは毎月3日、13日、23日の三太郎の日にauPAYで支払いを行うと、auスマートパスプレミアム会員だと支払い金額の20%分をポイントで還元する。ただauスマートパスプレミアム会員は月額情報料として税抜き499円の支払いが必要なため2500円ほどの支払いでトントンとなる。入会金や年会費が無料のauSTAR会員では、auPAY払いで5%分のポイント還元となる。
さらに、食べログ掲載のキャンペーン対象店舗でauPAY払いにすると、支払い金額の5%分のポイント還元となる。食べログのキャンペーン期間は7月31日までで、三太郎の日は期間の設定がない。
ソフトバンク<9434>系のPayPayは5月31日まで、関東と山梨県の32店舗のイオンで支払い1回につき1000円分、最大20%分のポイントを還元する。また、通常の還元サービスの還元率をこれまでの0.5%から5月8日に最大3%に引き上げた。こちらは期間の設定はない。
楽天<4755>が運用する楽天ペイも5月15日に還元率をそれまでの1%ー1.5%を5%に引き上げた。こちらは7月1日までの期間限定だが、すでに第2弾の用意がある。
LINEがキャンペーンに投入する300億円は同社史上最大の規模となる。スマホ決済サービスの勢力図にどのような変化が起こるのか。キャンペーンの終わる5月29日が注目だ。
文:M&A online編集部
PayPayが攻勢の手を緩めない。2019年5月13日に利用金額の20%分を還元する第2弾100億円キャンペーンを終了したばかりだが、6月から「PayPayチャンス」や「ワクワクペイペイ」を実施する。
ソフトバンク、ヤフー傘下のPayPay(東京都千代田区)は、同社が運営するスマートホン決済サービスPayPayで、個人間決済を可能にした。今後はこうした機能面での競争も激化しそうだ。
ソフトバンク系のスマートホン決済サービスを手がけるPayPayが支払額の20%を還元するキャンペーンをかぶせてきた。LINE Pay、楽天ペイ、d払いを交えたキャンペーン合戦は混沌としてきた。
楽天がスマートホン決済サービスのキャンペーン合戦にようやく参戦する。楽天ペイは2019年3月25日から楽天カードを設定したスマートホン決済で、ポイントを最大40倍還元する。
「メルペイ」がいよいよスマートホン決済サービスに本格参戦する。主戦場であるバーコード決済を2019年3月25日から全国45万店で行えるようにする。
スマートホン決済サービスが広がる中、コンビニエンスストアでも陣取り合戦が激化してきた。店舗ではコミュニケーションアプリ企業、通販企業、携帯電話会社、コンビニエンスストア自体が入り乱れての戦いとなる。
PayPayはヤフオクドームで販売する生ビールの支払いに、「PayPay」を利用すれば、通常1杯700円の生ビールを350円の半額で販売する。将来はヤフオクドームの完全キャッシュレス化を目指す。
携帯電話会社によるスマートホン決済サービス利用者の争奪戦が激化してきた。「100億円あげちゃうキャンペーン」で先行したPayPayを、ドコモやauが新たなキャンペーンで追撃する構図が鮮明になってきた。
りそなホールディングス<8308>傘下の、りそな銀行と埼玉りそな銀行が、銀行らしいスマートホン決済サービスを2019年2月25日から始める。
メガバンクによるキャッシュレス社会の実現に向けた動きが広がってきた。キャッシュレス化進展に伴う、企業によるシェア争いは今後、政府を巻き込んだ方向にも広がりそうだ。
PayPayは2019年2月12日から2019 年5月31日まで、スマートホン決済サービス「PayPay」で、「第2弾100億円キャンペーン」を実施する。
楽天、LINE、PayPayの陣取り合戦が盛んだ。すでに一部の小売店や家電量販店、飲食店などでは楽天、LINE、PayPayが入り乱れての競争になっており、終わりなき陣取り合戦の様相を呈してきた。
楽天生命パーク宮城での、楽天イーグルスの試合観戦が完全キャッシュレスになる。2019年のシーズンからで、スタジアム内のすべての店舗で現金が使えなくなる。
PayPayは2018年12月27日にクレジットカードの不正利用の被害者に対し、返金額の全額を同社が補償すると発表した。
PayPayやLINE PayなどのスマートホンによるQRコード支払いサービスで旋風が吹き荒れる中、楽天<4755>が電子マネーで攻勢をかけている
PayPay「100億円あげちゃう」キャンペーンの大ヒット後、対抗策が注目されていた楽天ペイがジャブを放った。加盟店を増やし、スマートホンQR決済サービスで主導権を目指す。
ソフトバンクとヤフーは、インドのデジタル決済会社Paytmと連携してスマートホン決済サービスPayPay事業に乗り出した。PayPay事業立ち上げで連携したPaytmとはどのような企業なのか。
SBIホールディングスが同社が発行するスマートフォン上でチャージや決済ができるコイン「Sコイン」の実証実験を始める。キャッシュレスを巡りSBI、LINE、楽天、メガバンクが覇権争い。