「通天閣」は誰のものか|産業遺産のM&A
通天閣は第二次大戦前までの初代と戦後再建された2代目、合わせて100余年にわたり大阪のまちのシンボルとして建つ。その間、3 度にわたり所有者が変わってきた。
2030年の北海道新幹線延伸に向けて再開発の進むJR札幌駅の周辺。サッポロビール博物館(札幌市東区)は、そのJR札幌駅から東に1駅、JR千歳線「苗穂駅」の北口に建つ広大な産業ミュージアムである。
工場見学ができるビール工場、飲料工場は日本各地に点在するが、サッポロビール博物館は明治初期、1876(明治9)年の北海道開拓事業から受け継がれるサッポロビールの歴史も体感できる日本で唯一のビールに関する博物館である。
現在、サッポロビール博物館は東京・恵比寿に本社を置くサッポロビールの所有だが、同社の歴史のみを紹介する企業博物館とは少し趣が異なる...
通天閣は第二次大戦前までの初代と戦後再建された2代目、合わせて100余年にわたり大阪のまちのシンボルとして建つ。その間、3 度にわたり所有者が変わってきた。
かつては世界の7割のシェアを誇った北海道の北見ハッカ。海外生産などの波に揉まれて2度、停滞・衰退の道をたどる。だが、そのたびごとに復活を遂げてきた。
大阪馬車鉄道が前身の阪堺電車。南海電鉄などとのM&Aを経て、1980年からは阪堺電気軌道として経営を続け、存続が危ぶまれる中、地元の足として欠かせない存在となっている。
2013年に東証と経営統合した大阪証券取引所(現大阪取引所)。世界で初めての先物取引所とされ、往時は先物を中心に東証を凌ぐ取引も行われていた。正面には渋沢栄一と並び称される五代友厚の立像が建つ。
1899年に建造されたレンガ造りのドライドックが国内で唯一残され、1000隻にのぼる艦船などを建造・修理してきた「浦賀ドック」。幾多の経営母体の変遷を経て、今年、横須賀市に寄付されている。
佐世保重工業や函館ドックを擁する老舗造船所の1つである名村造船所<7014>。その大阪工場・船渠跡地は2005年にクリエイティブセンター大阪という大阪のアート情報の発信拠点となっている。