築地市場と周辺企業1,699社のうち、売上高が判明した714社の売上高別分布では、1億円以上5億円未満が254社(構成比35.5%)と最も多かった。以下、1億円未満167社(同23.3%)、10億円以上50億円未満126社(同17.6%)、5億円以上10億円未満102社(同14.2%)と続く。
売上高5億円未満の企業が421社と、全体の約6割(58.9%)を占め、小規模経営が中心。
築地市場と周辺企業1,699社の資本金別では、1百万円以上1千万円未満が725社(構成比42.6%)で最多。次いで、1千万円以上5千万円未満が661社(同38.9%)、個人企業他が101社(同5.9%)の順。
個人企業を含め資本金1千万円未満が901社(同53.0%)と、半数以上が小・零細規模となっている。
業歴別では、50年以上100年未満が434社(構成比25.5%)で最多。以下、10年以上20年未満が327社(同19.2%)、5年未満が272社(同16.0%)、40年以上50年未満が188社(同11.0%)と続く。
業歴30年以上の老舗企業は768社と、全体の4割(45.2%)を占めた。また、市場開設以前に創業した業歴100年以上の長寿企業も31社(構成比1.8%)存在する。最も業歴が長い(有)尾粂商店(創業1871年[明治4年])は、日本橋魚河岸で創業。仲卸業者として長らく築地を拠点としてきたが今後、豊洲への市場移転に併せて同地への移転を予定している。
東京都中央卸売市場「仲卸業者の経営状況(2015)」によると、築地市場の仲卸業者は754業者で、1989年(1,207業者)から約4割減少した。また、東京商工リサーチの調査では、1996年以降の過去20年間で築地市場内(中央区築地5-2-1)を本社とする企業の倒産・休廃業は126件発生(倒産110件、休廃業16件)している。今後、豊洲への市場移転となった場合、これを機に廃業や築地での営業撤退に踏み切る業者も想定されるだけに、今後の動向に目が離せない。
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訪問看護ステーションのM&Aのニーズは高まっているなか、「いくらで売れるの?」と問い合わせが来る場合もある。シリーズ第2回目は、「売却」について。
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