ベンチャーエンタープライズセンター(VEC、東京都千代田区)がまとめた2020年度(2020年4月~21年3月)の国内ベンチャーキャピタル(VC)による投資金額(速報)は前年度比22.4%減の2243億円となり、6年ぶりに減少した。2020年初めからの新型コロナウイルス感染拡大を受けて一転、ベンチャー投資に慎重姿勢が広がったとみられる。
国内VCの投資金額はリーマンショック後の2009年度の875億円を大底に、これ以降はほぼ右肩上がりに増えてきた。2019年度は2891億円と、調査を開始(2000年度)して以降過去最高を記録し、ベンチャー投資の盛り上がりを如実に示した。
これに対し、2020年度はコロナ禍と重なり、とりわけ国内向けが後退した。投資金額の内訳をみると、国内向けが前年度比26.1%減の1604億円、海外向けが同4.5%減の637億円、国内外不明が1.3億円。国内向けは6年ぶりに、海外向けは2年連続で減少した。
一方、投資件数は1439件で、前年度(1748件)を約18%下回った。内訳は国内1191件(前年度1490件)、海外248件(同258件)で、国内向けが大きく落ち込んだ。
2020年度に新規組成されたファンドは49本(前年度53本)、4390億円(同2520億円)。組成金額は74.2%の大幅増を示し、過去最高となった。投資機会をうかがい、待機資金が積みあがっている格好だ。
今回発表した速報値は8月26日までに回答のあったVC114社のデータを集計。11月に公表する確定値はこれ以降に到着したデータを組み込むため、速報値から若干増加する可能性があるとしている。
文:M&A Online編集部
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