渋谷と吉祥寺を結ぶ井の頭線という京王電鉄<9008>の路線がある。営業距離はわずか12.7km、所要時間は各停で30分、急行ならば20分にすぎない。しかし、沿線の吉祥寺、下北沢などは人気の高い街で、1日に360万~370万人ほどの旅客が乗り降りしている。この京王井の頭線の成り立ちには、1920年代から繰り広げられた東京郊外の私鉄の合併劇があった。今回は、そのあたりの事情を追ってみよう...
「鉄道の資本移動の歴史」のスピンオフ企画。西武鉄道がかつて所有した休止線・廃線の「西武安比奈線」と「東京都水道局小河内線(俗にいう水根貨物線)」を訪ねてみた。
なぜ西武鉄道の設立記念日は、武蔵野鉄道が設立された1915年4月15日なのか。そこには武蔵野鉄道と旧西武鉄道との合併劇を主導した堤康次郎の存在が大きかった。