司法試験の論文式はアウトプットで「三段論法」を意識する
司法試験で昔から多くの受験生が苦しんできた論文式試験。旧司法試験に一発合格した筆者が論文式試験の基本的な勉強方法を伝授します。
最初のモデルです。
モデル1 五常(仁、義、礼、智、信)

儒教の五常(仁、義、礼、智、信)の関係性を、このような一つの輪として相互に関連していると考えることもできます。ですが、この連載では、すでに次のモデル「仁が中心にある五常」を提示しています。ただ、このままでは、私たちの日常、ビジネスに活かすのはなかなか難しそうです。
モデル2 「仁」が中心にある五常

仁は、ミッション・ビジョンなので、それを中心にして他の義、礼、智、信が相互に作用するという考え方です。いくら優れたミッション・ビジョンでも、義にかなっているか、礼にかなっているか、智では、信では、どうなのか、と考えながら具体的な行動に落としていくわけです。
仁を核におくことで、私たちの日常やビジネスにも通じる活用ができそうですね。
そこで、もう一歩、進めます。連載「M&Aに効く論語6」で孟子が、義は仁から出てきたもので、いわば1つの仁の2つの側面を示しているのではないかとの考えを示唆していました。これが次の図です。
モデル3 「仁義」を中心とする考え

ミッション・ビジョン、そしてパーパス(目的)が中核にあり、そこに智(知)、信、礼が相互に作用する形です。中核に「仁義」がある。この考えは、渋沢栄一の名著『算盤と論語』を読み解く上でも役に立つにちがいありません。
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