杏林堂の子会社化でツルハHDの業界首位が確実視されています。しかしツルハHDを含め、首位の座を明け渡したウエルシアHD。そして長年首位の座を守っていたマツモトキヨシHDのどれもが売上高5000億から6000億円台と拮抗しています。
さらに上位3社を追う東京地盤のサンドラッグや九州地盤のコスモス薬品なども売上高が5000億円台となっています。
ドラッグストア業界の再編が続く中、一回の買収で(業界首位の)順位が簡単に入れ替わってしまう状態が続いています。まさに陣取り合戦で、勢力争いはこれからも続いていくと思われます。
余談ではありますが、北海道出身のわたくしからすれば、地元の企業が全国に羽ばたくように勢力を拡大していくことはなんともうれしいかぎりです。
子どものころからドラッグストアといえばツルハでした。わたくしの記憶では当時はまだ全国規模で展開するドラッグストアなどなかったと思います。もしかして一店舗ぐらいは、地元ではない別の土地に出店ということもあったかもしれませんが、複数店舗を展開することなどなかったのではと思います。
東京に行った友人から、はじめて『マツモトキヨシ』と聞いたとき、大阪のお笑い芸人かベテランの演歌歌手かと思い、「誰それ?」と本気で聞き返したことがあります。それぐらい当時のドラッグストア業界は地元に根付いた企業が存在していたということです。
ツルハは子どものころのわたくしにはどこか「もっさり」した感じがありました。全体的に暗いし、ロゴマークも今のものとは違い、なんだかのっぺりした印象がありました。
「なんでツルなんだよ。タカやワシのほうがかっこいいのに」
子どもながらにそう思っていましたね。ですが、ロゴが現在のものに変わってからそういった印象はなくなりましたね。個人的な印象ですが。
大手が全国に勢力を拡大していくことで、他店と比べることが容易にできたことも、ツルハに対する印象が変わった一因かもしれません。
今では医薬品や化粧品だけではなく、食料品なども扱うドラッグストアが増えてきていますが、こういったことも客側からすれば利用しやすい点になっています。
冒頭で紹介したツルハの渋谷店なども、品揃えが豊富で商品がきれいに陳列されており、とてもドラッグストアとは思えない作りになっています。
アマゾンで最安値の商品をクリックだけで買うことができる今のような時代では「どこのお店で買う」というより「どれだけ安く買えるか」ということが優先されます。
さらに少子化が進む現状に追い打ちをかけるように若者は地方から東京や大阪などの都市部へ移り住んでいきます。地方を地盤にしていた企業もそのままとどまっていては衰退の一途をたどるのは目に見えています。
ドラッグストア業界だけでなく、さまざまな業界で再編の流れが起きているのは必然なのかもしれません。
文:イエローバード@MoneY wave管理人
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