「歌劇のまち」として、また大阪のベッドタウンとして発展した兵庫県宝塚市。その宝塚は日本有数の「炭酸のまち」でもある。今はさまざまな飲料メーカーが炭酸を使った飲料を販売しているが、その大もとはこの宝塚にある。
1914(大正3)年4月、阪急電鉄の創始者である小林一三によって宝塚温泉の旧・室内プールを改造した「パラダイス劇場」で宝塚唱歌隊(宝塚少女歌劇)の公演が行われた。この宝塚歌劇の発祥年から遡ること30年ほど前に、ジョン・クリフォード・ウィルキンソン(以下、ウィルキンソン)というイギリス人実業家が宝塚で炭酸鉱泉を発見し、飲料として商品化した...
「立飛の給水塔」は現在、立川市に所有する約98万㎡の不動産を社会資本財と捉え、不動産賃貸から開発・管理、ホテルなどの事業を展開する立飛ホールディングスの敷地内に建つ。
箕面温泉スパーガーデン・箕面観光ホテル。その歴史を見ると、阪急創始者小林一三の経営への意気込みと、いくつものM&Aが繰り広げられてきたことがわかる。
尾小屋鉱山。最盛期には日本有数の銅生産量を誇ったとされる北陸を代表する鉱山だった。現在は県立尾小屋鉱山資料館が置かれ、坑道はマインロードと称して観光整備がされている。
兵庫県東部の工業都市、尼崎市の阪神本線「大物」駅で降りて南に10分足らず歩いたところに、赤煉瓦づくりの瀟洒な建物がある。2019年まで開館していた「前ユニチカ記念館」だ。
かつて「黒壁銀行」といわれた国立第百三十銀行長浜支店と同市商店街が「黒壁」をテーマに蘇った。ガラス事業から多事業に展開し、年間200万人を超える観光客を迎えるまでになっている。
日本の養蚕業のメッカ・群馬。今日、富岡製糸場が世界遺産として人気を集める一方で、農民による組合製糸結社・碓氷社があった。その組織形態は農協のルーツともいえるものだった。
「弘前れんが倉庫美術館」の建物は、もともと地元酒造会社の工場・倉庫だった。同時に、日本のシードル(りんご酒)発祥の地でもあった。美術館として再生するまでの歴史をたどる。
清水港湾博物館(フェルケール博物館)の裏手にひっそりと建つ「缶詰記念館」。清水の缶詰産業の源流であるとともに、SSKブランドで知られる清水食品の源流でもある。