資本の論理として、筆頭株主の伊藤忠の発言力が高まれば、事業運営への関与や経営陣の刷新を従来以上に求めるのは必至とみられる。しかし、これまでの経緯からして、デサントが要求をすんなり受け入れるとは思えず、どこまで歩み寄れるかが焦点となる。
そこで注目されるのは今回のTOBが敵対的であるにせよ、デサント株の50%超を獲得し子会社化を目論むものではないということ。譲り合う余地を残した判断ともいえる...
コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による日本企業の大型買収が活発です。日産自動車やカルソニックカンセイのTOBでは、普段見かけない特別配当の記載があることが最大の特徴です。
新進気鋭のアナリスト巽震二が送るTOBマーケットレビュー 。今回は再編が進むコンビニのミニストップ<9946>に注目だ。
後編はMBOで「経営陣が会社を安く買い叩けない」理由を掘り下げる。2006年以降に発生した様々な事件やそれを受けたMBO指針が経営者を委縮させているようだ。
MBO(経営陣による買収)が話題になっている。MBOは経営陣が買収価格を操作できるから、株主は十分なプレミアムを享受できず不利益を受けやすいとも言われるが本当だろうか。株価データを元に検証する。
新進気鋭のアナリスト巽震二が送るTOBマーケットレビューの連載第2回。今回の注目銘柄は、出光との合併計画が頓挫している昭和シェル石油。昭シェルの株式は早晩売却すると思われるからだ。