一方、こういう言葉もあります。
私欲は有る可からず。公欲(こうよく)は無かる可からず。公欲無ければ、則ち人を恕(じょ)する能(あた)わず。私欲有れば、則ち物を仁(じん)する能わず。(『言志録』221 公欲と私欲)
●公欲
私欲に走ることはよくない。もっと大きな社会全体の利益になる「公欲」こそ必要だ。公欲から他人への思いやりが生じる。私欲だけでは、人に恵みを与えることはできないからだ。
人の上に立つ人は、日頃から広い意味で公的な欲求に目を向けていることが多いはずですから、こうした言葉はいかにも当然に思えてしまうでしょう。
「私はみんなのためを思って毎日考えて行動している」と胸を張れる人も大勢いるはずです。
それでも、説得力には差が出てきます。
問題は、公欲のあり方にありそうです。自分の思う公欲と、他者があなたに求めているものにズレがあると、公欲は私欲へと近づいてしまいます。「あなたのため」とか「みんなのため」が、本当にそうなのか、という疑問につながってしまうわけです。
たとえば、ここで「思いやり」が出てきますが、一方的な気持ちの押しつけは、思いやりにはなりません。説得するときも一方的な正論の押しつけでは納得が少ない。そこには相互の関係性が大きく影響します。
リーダーと部下、経営者と従業員の間の相互で気持ちが通じていることが、公欲を私欲に小さくまとめてしまうことを防ぐはずです。そこに思いやりはあるのか、をぜひ確認したいところです。
さらに、「仁」が登場します。これは以前『M&Aに効く論語』でもお伝えしたように、ビジネスでいえばビジョン、ミッションに通じる概念です。私欲を小さくし、公欲をメインに経営することは、ビジョン、ミッションを今一度、確認することでもあるのです。
この点で、どんな小さな組織でもビジョン、ミッションを、しっかりと明確にしておくことは役に立ちます。その上での発言なら公欲が全面に出てくるでしょう。
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