かつて、名将三原脩監督が率い、稲尾和久・中西太・大下弘・豊田泰光・仰木彬・高倉照幸らの名選手を擁し「野武士軍団」と呼ばれた、めっぽう強いプロ野球の球団があった。福岡市の平和台球場を本拠地とする「西鉄ライオンズ」である。
この西鉄ライオンズの親会社である西日本鉄道は、北部九州を営業基盤とする九州電気軌道、九州鉄道(現在のJR鹿児島本線の母体となった九州鉄道ではない)、博多湾鉄道汽船、福博電車、筑前参宮鉄道の鉄軌道5社が合併することによって1942年に誕生した。この西日本鉄道の成立に至る資本合同の歴史を、『西日本鉄道七十年史』『西日本鉄道百年史』などを参考に探ってみよう...
「鉄道の資本移動の歴史」のスピンオフ企画。西武鉄道がかつて所有した休止線・廃線の「西武安比奈線」と「東京都水道局小河内線(俗にいう水根貨物線)」を訪ねてみた。
なぜ西武鉄道の設立記念日は、武蔵野鉄道が設立された1915年4月15日なのか。そこには武蔵野鉄道と旧西武鉄道との合併劇を主導した堤康次郎の存在が大きかった。