前回のコラムで1492年にスペイン王国から追放されたユダヤ教徒の多くが、ポルトガルやイスラム圏に逃避した理由と背景を述べた。その後のオランダでは新興宗教プロテスタントを信じる人々が、スペインからの独立という挑戦を試みる。
これを見て宗教と商業に対して、より寛容な風土を求める欧州のユダヤ教徒たちがオランダに集結していくことになる。今回、オランダが東インド会社設立に至る前夜までの流れをさらに追って行こう...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。