ちなみにこの大航海時代初期の海賊で、最も歴史に名を馳せたのは誰か。筆者の中では、それはやはりイギリスのフランシス・ドレークである。10歳を過ぎたころにはすでに貿易船に乗っていた生粋の海の男だった。自ら船長として独り立ちした矢先にスペインの私掠船に襲撃され、命からがらイギリスに逃げ帰り、生涯をかけてスペインへの復讐を誓う。
1570年には私掠船団というより「海賊船団」として本格的に活動し、数々の襲撃を成功させて「海賊王」となる。イギリス人として初めての世界一周航海にも成功した...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。