前回のコラムでは、株式会社制度の骨格をなす基本原則である「株主有限責任制度」「資本充実原則」そして「株式譲渡自由原則」が、オランダ東インド会社(VOC)の「合併」プロセスを通じて生まれたのではないかという考えを述べた。では、スペインやポルトガル、そしてイスラム圏からオランダに移り住んだユダヤ教徒は、VOCの成立にどのように関わったのか。もしくは関わらなかったのか。今回はこれについて書いてみたい...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。