新型コロナ感染拡大で顕著となっていた案件の小型化傾向にはやや変化が出てきた。取引金額100億円超の大型M&Aは2件どまりで依然低調だが、10億円超の中型案件でみると13件を数え、4カ月ぶり2ケタに戻った。10億円超の案件は1月15件、2月23件、3月15件の後、4月4件、5月7件、6月8件と10件に満たないままだった。
上場企業の子会社・事業がM&Aの売買対象となった案件は25件。7月の総件数(70件)の3分の1強に上り、件数増を下支えしている...
2020年1-6月の福岡県のM&A取引金額が763億9000万円に達し、1-6月としては過去10年で2014年の422億2100万円を上回り過去最高になった。
2020年上半期(1-6月期)の日本関連M&A公表案件は5.1兆円(42%減)と2013年以降で最低水準となった。一方、全体の案件数は2178件に達し、過去最多となった。
電子部品業界にみられるM&Aは自社より大幅に規模が小さく、特定の技術を有する企業を買収するケースが多い。必要な技術を自社に取り込むことが狙いであり、業界では今後もその流れが継続すると思われる。
2019年の日本関連M&A公表案件は、23.9兆円と、過去最高の前年から36.9%の減少となった。全体の案件数は3,728件と、前年比5%減少したものの、前年に次ぎ過去2番目の最多となった。
2019年(2019年1月1日-12月19日)の外食・フードサービス業界のM&Aは29件となり、2008年の26件を上回り2008年以降の12年間で最多となった。