2020年11月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月比5件減の81件となり、4カ月連続で前年を下回った。4カ月連続のマイナスは2015年10月~2016年2月(5カ月)以来となったが、11月単月としては過去10年で最多だった前年に次ぐ高水準。また、月間80件を超えるのは「コロナ禍」初期の3月(88件)以来で、件数面での腰折れ懸念はひとまず払拭した形だ。
取引金額にも復調が見られる。100億円超の大型案件は9件あり、2月(8件)を上回り、今年最も多かった...
2020年第3四半期の日本関連M&A公表案件は21.4兆円と前年同期から56%増加し1980年の集計開始以来歴代2位の規模となった。全体の案件数は3196件と過去最多となった。
2020年1-6月の福岡県のM&A取引金額が763億9000万円に達し、1-6月としては過去10年で2014年の422億2100万円を上回り過去最高になった。
2020年上半期(1-6月期)の日本関連M&A公表案件は5.1兆円(42%減)と2013年以降で最低水準となった。一方、全体の案件数は2178件に達し、過去最多となった。
電子部品業界にみられるM&Aは自社より大幅に規模が小さく、特定の技術を有する企業を買収するケースが多い。必要な技術を自社に取り込むことが狙いであり、業界では今後もその流れが継続すると思われる。