日本の製造業の屋台骨を支えるパワー半導体業界が、かつてない激動の渦中にある。2026年3月、車載部品世界大手のデンソー<6902>が、独立系パワー半導体大手のローム<6963>に対して1兆3000億円規模の買収提案を行ったことが表面化した。
一方、ロームは非上場化した東芝への出資を通じて同社との事業統合を模索してきた経緯がある。トヨタ自動車<7203>グループの「最強の調達網」を背景に垂直統合を狙うデンソーか、それとも製造現場の相互補完による水平分業を掲げる東芝か...
「公益社」を中核とする葬儀最大手の燦ホールディングス(HD)が業界再編のアクセルを踏み込んでいる。昨年は「家族葬のファミーユ」のきずなホールディングスを、今年は冠婚葬祭業のこころネットの買収に動いた。
広告業界で広告運営の内製化やデジタル化の動きが進んでいる。今後のM&Aは内製化やデジタル化に関連した案件が増えるのだろうか。2025年の主だったM&Aを見てみると―。
外食・フードサービスを対象とするM&Aが活発だ。今年は9月末までで27件(適時開示ベース)と月平均3件で推移し、年間最多だった前年(32件)を上回る勢いだ。
スーパーマーケットの業界地図が今年を境に大きく塗り替わる。7月に西友、9月にイトーヨーカ堂が新たな親会社の傘下で再出発するからだ。これに伴い、イオンの“一強”時代の到来が見込まれる。