今年のTOB(株式公開買い付け)が8月で早くも節目の50件(届け出ベース)を突破した。2009年(年間79件)以来14年ぶりの高水準だった前年(同74件)よりも2カ月近くペースが速い。活況を呈するTOB戦線にあって、公開買付代理人の座をめぐる争いはどうなっているだろうか。
TOBの実施に際し、事務手続きを仕切るのが公開買付代理人。TOBへの応募を受け付ける窓口証券会社のことで、公開買付者(買収者)に代わり、買収対象会社の株券の保管・返還や買付代金の支払いなどを担う...
日本企業がかかわる海外M&Aの相手国として米国が断然トップに立つ。件数でこれに次ぐのが中国だ。米国、中国は世界1位、2位の経済大国だけに順当といえるが、M&Aの中身を子細にみると、実は好対照をなす。
上場企業の海外M&Aが2023年、急回復を遂げた。年間件数(適時開示ベース)は216件と前年比60件の大幅増となり、2016年(207件)以来7年ぶりに200件台に乗せた。
2023年のM&A戦線は終盤、MBO(経営陣による買収)ラッシュの様相を呈した。しかも数千億円の巨額案件が連続した。その一つが人材サービス業界から飛び出した。