2020年12月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月と同数の78件となり、12月として過去10年間で最多だった2019年に並んだ。前月比では3件減った。案件規模をみると、取引金額10億円超のM&Aは19件と2月23件、11月21件に続く年間3番目で、ここへきて「新型コロナ」以前の月間20件前後のペースに戻した形だ。
一方、1~12月の年間件数は849件とやはり過去10年間で最多だった前年(853件)に次ぐ高水準を記録した。新型コロナ感染拡大の影響で年央以降、やや弱含んだものの、年末にかけて追い上げ、前年に迫る展開となった...
2020年第3四半期の日本関連M&A公表案件は21.4兆円と前年同期から56%増加し1980年の集計開始以来歴代2位の規模となった。全体の案件数は3196件と過去最多となった。
2020年1-6月の福岡県のM&A取引金額が763億9000万円に達し、1-6月としては過去10年で2014年の422億2100万円を上回り過去最高になった。
2020年上半期(1-6月期)の日本関連M&A公表案件は5.1兆円(42%減)と2013年以降で最低水準となった。一方、全体の案件数は2178件に達し、過去最多となった。
電子部品業界にみられるM&Aは自社より大幅に規模が小さく、特定の技術を有する企業を買収するケースが多い。必要な技術を自社に取り込むことが狙いであり、業界では今後もその流れが継続すると思われる。