2020年第4四半期・年間 TOBプレミアム分析レポート
2020年通年(1-12月)の累計件数は完了・届出ベースともに60件と、完了ベースで19件、届出ベースでは14件それぞれ前年を上回っている。2010年以降では同年の59件を上回る最高の件数となった。
業種で目立ったのがスーパーマーケット関連だ。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは米国の高級スーパーチェーン「Gelson's」の持ち株会社を傘下に収めると発表した。海外事業をドン・キホーテなどのディスカウント店事業、ユニーなどの総合スーパー事業に続く新たな収益の柱に育てる構えだ。
能登地区の地場スーパーのサン・フラワー・マリヤマ(石川県輪島市)を吸収合併するのはクスリのアオキホールディングスで、ドラッグストアでの食品販売を強化するのが狙い...
2020年通年(1-12月)の累計件数は完了・届出ベースともに60件と、完了ベースで19件、届出ベースでは14件それぞれ前年を上回っている。2010年以降では同年の59件を上回る最高の件数となった。
2020年第3四半期の日本関連M&A公表案件は21.4兆円と前年同期から56%増加し1980年の集計開始以来歴代2位の規模となった。全体の案件数は3196件と過去最多となった。
2020年1-6月の福岡県のM&A取引金額が763億9000万円に達し、1-6月としては過去10年で2014年の422億2100万円を上回り過去最高になった。
2020年上半期(1-6月期)の日本関連M&A公表案件は5.1兆円(42%減)と2013年以降で最低水準となった。一方、全体の案件数は2178件に達し、過去最多となった。
電子部品業界にみられるM&Aは自社より大幅に規模が小さく、特定の技術を有する企業を買収するケースが多い。必要な技術を自社に取り込むことが狙いであり、業界では今後もその流れが継続すると思われる。