1月は売却案件が全体の約3分の1に上ったが、なかでも目を引いたのが歯愛メディカルによる電力小売り子会社ワンレクトホールディングス(金沢市)の譲渡だ。昨年末から続く寒波や発電燃料不足の影響で電力需給がひっ迫したことで電力の卸売価格が急騰し、自前で発電所を持たない「新電力」の経営環境が不透明感を増していることが背景にある。
歯愛メディカルは昨年7月に新電力の石川電力(金沢市)と福井電力(福井市)を傘下に持つワンレクトを買収したが、わずか半年で手放す。譲渡先はワンレクトの経営陣...
2020年第3四半期の日本関連M&A公表案件は21.4兆円と前年同期から56%増加し1980年の集計開始以来歴代2位の規模となった。全体の案件数は3196件と過去最多となった。
2020年1-6月の福岡県のM&A取引金額が763億9000万円に達し、1-6月としては過去10年で2014年の422億2100万円を上回り過去最高になった。
2020年上半期(1-6月期)の日本関連M&A公表案件は5.1兆円(42%減)と2013年以降で最低水準となった。一方、全体の案件数は2178件に達し、過去最多となった。
電子部品業界にみられるM&Aは自社より大幅に規模が小さく、特定の技術を有する企業を買収するケースが多い。必要な技術を自社に取り込むことが狙いであり、業界では今後もその流れが継続すると思われる。