倉庫大手の三井倉庫ホールディングス<9302>が、慎重なM&A姿勢を続けている。
同社は2010年代、国際貨物やメーカー物流、陸運といった分野で相次いでM&Aを実行し、フルスペックの物流機能を備えたグローバル総合物流企業へと成長した。
一方、2023年3月期から2027年3月期までの中期経営計画では、M&Aを通じて物流サービスの価値向上を掲げるものの、計画開始から4年近くが経過した現在も目立った案件は実現していない。
背景には、過去の積極投資を経て、規模拡大を優先する戦略から、シナジー創出や資本効率を重視する質への戦略転換がある...
日産自動車が横浜駅前に構える本社ビルを売却する。経営再建の一環で、手元資金を厚くして資産効率を高める狙いがある。大手企業の本社ビルは地域のランドマーク的な役割を併せ持つだけに、売却の波紋は小さくない。
調剤薬局大手のクオールホールディングスは、今後5年間(2027年3月期~2031年3月期)に「大型M&A」などに大規模投資を実施する。
企業向け研修や人材育成サービス大手のインソースは、生成AI(人工知能)対応サービスの拡充や、コンテンツIP(知的財産)の確保を目的にしたM&A戦略を推進する。